リハビリテーション部はリハビリテーション科医、療法士および医療事務職で構成され、本院における高度医療や救急医療に専門性の高いリハビリテーション医療を提供しています。当部におけるリハビリテーション医療は、リハビリテーション科医が診察したのち、患者さんの状態に応じた個別性のあるリハビリテーションプログラムを立案し療法士が担当しています。また、部内や診療科とのミーティングやカンファレンスを定期的に開催し、患者さんの情報を共有しています。
日常臨床から湧いてきた疑問や問題点を解決するために、療法士が臨床研究に積極的に取り組んでいることも当部の特徴です。循環器や呼吸器疾患、あるいは運動器疾患において、毎年多くの学会発表や英文を含む医学論文を発表しています。また、大学院への進学を希望する療法士も在籍し、勤務と研究の両立を図っています。
大学病院という高度医療を提供している環境で最新のリハビリテーション医療を提供しつつ、興味ある臨床研究を遂行可能であることが当部の特徴です。臨床と研究の2本柱は、時間的に大変なことも多いですが、当部の療法士は希望に満ち溢れて両者に取り組んでいます。